2018年3月9日金曜日

家を建てた際の反省点など


こんにちは。だいじんです。

家を建てて、ある程度見えたことがあるので書きます。

■そもそも必要か?考える

家は、高い買い物ですが、特別な理由が無い限り買わないほうが良いかと。

よくある理由に子供が大きくなって部屋がほしいというのがあるのですが、中学生になったら部屋がほしいとして、大学卒業まで10年間で、子供が3人居たとしても、15年くらいがボリュームゾーンだと思います。

その間だけ、一軒家を賃貸するというほうがトータルコストは安くなると思います。新築とかで買った場合、子供が居なくなったら、デカい家とデカい借金だけ残るので、なかなか大変だとは思いませんか?

僕の場合、防音対応の高さ4mある音響ルームがほしくて家を建てたので、仕方なしですね。

■家の値段

木造にしても工場で生産して組み立てるだけという感じで作っているところは、500万円とかで、家を建てられるらしいです(この値段なら30年したら建て替えるとかできるかと)

都心から1時間30分くらい離れれば、土地も500万円くらいのところがざらにあります。

通勤が辛いなら、平日は安アパートでも借りて住んで、週末は家で過ごすとかリモートワークできるところで働くとか、打ち手はあるのでは?と思います。

また、合計1000万円で建てれば、ローン負担は軽いし、少々不便なところがあっても安いんだから仕方ないとか、リフォームするとか、色々と手が打てると思います。

あと、注意点ですが、オプション注文をすると値段が跳ね上がります。

ともかく標準で作って、あとでリフォームするほうが相見積もりも出来て正解かもです。

■家の仕様はスケルトン・インフィルが良い

スケルトン・インフィルという工法があって、家の骨組みと内装の耐用年数の違いを考慮して、中身を取り替えやすいように家を作るというものです。

鉄筋コンクリート造の家などは、外断熱工法とかにすれば、外側の劣化を抑えられるため、100年以上持つと思います。

対する内装とかは、30年もすればボロボロになると思うので、その時点で中身だけ入れ替えるというのは現実的な話だと思います。

家は木造ですが、4寸の無垢材で作っているため、メンテナンスすれば60年位は持つそうです(生きている間は持ちそうですが、途中でリフォームしたいかもなぁ。。。)

■僕の家

振り返ると音響ルームのせいで、割りと高くついたかなぁと思っています。家は木造で、2400万くらい。土地は400万くらい。スケルトン・インフィルっぽく出来なかった。。

■課題点とか色々

この不満点は、お金を安くしたいというのと、目的を叶えたいという2つを織り合わせた結果なので、6,000万くらい使っていいなら、満足の行くものになった気がする。

【BAD】

・キッチンの換気扇のパワーが弱い
・生活の場が1F。配達の人や外の目線とかが気になるため、2Fを生活の場にすればよかった
・音響ルームは静かで良いが、普通の部屋は割りと外の音が聞こえる
・スケルトン・インフィルではない
・1人で住むなら、マンションの1Kのような間取りで生活動線を置きたかった(割りと家の中を歩く仕様になっていて若干面倒)
・「庇」が無いので、雨の日に窓をあけるとダイレクトに雨が入ってくる
・南側にドアを付けたが、日当たりが良い場所なので、別な方角にドアを付けたほうが採光がしやすく、もっと良くなった気がする
・収納を無くしたら散らかっているように見える。屋根裏収納とか、ロフトとか付けておけばよかったかも
・スイッチの位置に規則性が無く、押し間違えることが多い
・オーディオ用のコードを壁に埋め込んで貰ったがメンテナンス性が皆無なので要らなかった
・音響ルームのドアが、狭い&2重ドアになっているため、大きなソファとか入れられない
・キッチンは換気を強くするか、キッチン部屋を作って外に空気を漏らさない作りにすべき
・クローゼットを後で取り外そうとしたら、中に耐震用の柱があり、1本だけ残ってしまった
・音響ルームのコンセント位置が適当だったため、最終形態を見越した設置位置にできればよかった
・ロフトをガンガン取り入れた仕様にすべきだった。延べ床面積的な話もあるが。。

【MORE】

・外構工事をケチったが、コンクリートを敷いてもらうくらいはすればよかったかも
・コンクリート造の家で、外断熱にすれば全部屋の音が静かになるらしいので、そうすればよかったかも(木造よりも値段が跳ね上がるので、金次第かな。)
・音響ルームの反響音がすごいので、設計段階から石井式音響ルームのところにおねがいすればよかった(これも300万くらい掛るはずで、金次第かな。)
・宅配ボックス付きのポストを買えばよかった(普通の買っちゃった。。)
・音響ルームが2重壁になっているが、壁と壁の間を点検できない作りになっている。チェックできたほうが良かったかも
・音響ルームの天井に換気扇があるが、冬は温まった空気が外に出てしまい、かなり寒い(天井が高いのも温めるという意味に置いてはマイナス。夏は涼しそう)
・全く外に音を出さない仕様にしたい場合、浮床工法か地下室にする必要がありコストが掛る。地下室の場合、音に有利な高さに出来るので有りだとは思う。


【GOOD】

・照明を自分で取り付けたら40万円くらい浮いた
・テレビのアンテナ設置で6万掛ると言われ、別会社にお願いしたら3万円浮いた
・ポスト設置に5万掛ると言われたので自分で設置したら4万浮いた
・外構を最低限でお願いしたら100万掛ると言われていたところが40万になった
・ドアは全部手前に引く仕様なので頭の切替が発生せずに良い
・窓をうまくつけたので、空気の循環は良い
・音響ルームに梁が3本ある。無い方が音的にはよいはずだが、結果的に天井にアクセスするための足場になったり、見栄えも良いので良かったかも
・コンセントを多めに付けたが、結果的に足りないよりは良かった
・ベランダを付けたことにより、ベランダ下の窓に対して庇の代わりになったり、BSアンテナつけられたりと色々とよかった
・キッチンを広めに作って正解だった
・玄関に鏡とハンガーコートを作ったが正解だった
・4畳の部屋を作ったが、温まるのも早いし良いのでは?と思う
・ピンポンすると写真が撮られるので、誰がいつ来たか?わかるのは良いと思った
・お風呂は全てにおいてバージョンアップだと思った
・外に水道とコンセントを付けたが、正解だった
・玄関ドア付近にコンセントを付けたら割りと使い勝手が良かった
・土地価格がやすいため、ウワモノの値段が落ちれば20年後くらいには固定資産税が月2000円くらいで済む。

■総合

80点かなぁと思います。音響ルームがうまくできていれば良いだけだったので、他はおまけですね。

本当に静かな音響ルームなので、こちらで寝ると深遠なる眠りにつけます。

そういう意味でも、良い家だなぁとか思いますね。お金持ちになったら、反省点も含めてまた建ててみるのも良いかなぁと思っていますm(_ _)m

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