2020年12月5日土曜日

一眼レフカメラの動画撮影について調べてみた

■お題

すごく綺麗な動画が撮りたい。でも、お金を安くしたい。

・スマホよりも上のレベルで撮りたい
・4K60Pで動画を撮りたい
・4K UHD(3840×2160)と4K DCI(4096×2160)で、映画じゃないから4K UHDで良い
・HDMI出力機能がほしい
・撮影限界時間が長いこと(10分とか辛い)
・外部マイク使用可
・log撮影
・ハイビットレートでの撮影したい(100Mbps以上)
・屋内撮影が主なので、明るいレンズほしい
・Cinema4K/60pまでは求めていない


■参考記事

・フルサイズにマウント移行したら後悔する?APS-C・マイクロフォーサーズがフルサイズを超えるポイントや利点・欠点を紹介!
https://ik-life.com/full-frame-micro-four-thirds/

フルサイズの良さと、APS-Cとかの良さを分かりやすく語っている。

自分に必要なのはなにか?考えさせられる記事だった。

今回のお題から重要な点を抜粋すると、フルサイズで一式揃えると高い。

お金を安くしたいと言った瞬間に、フルサイズは外れることとなった。

大三元レンズって、名前に恥じない大きさと値段だよね(金持ちなら良いのに。。。)

■連続撮影時間

どのカメラにも時間制限はあるが、HDMI出力時は制限無しとかもあるらしい。

後述するX-T3の機体は、サポートに電話して、HDMI出力時は連続撮影時間に制限が無いことを確認した。

■FUJIFILM X-T3が一番良さそう

同じような値段で、X-T30もあるが、そちらは動画が4K30Pになるので違うものである。

X-T4が発売して、型落ちとなったためか、安く売っている。
(X-T4は、自撮り用のバリアングルができるが、後述するATOMOS NINJA Vを導入するか、ディスプレイに映し出すのであれば問題が無い)

FUJIFILM X-T3 ボディのみ:10万
神レンズ(XF35mmF1.4 R):6.3万
or
FUJIFILM X-T3 レンズキット(XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS):13.3万

室内撮影&画質の良さを考慮すると、ボディと神レンズを買うのが良さそう。

パナソニックも候補となったが、安かったのはFUJIFILMだった。

■レンズの種類

ズームレンズと単焦点レンズがあり、屋内撮影メインであれば明るい単焦点レンズが良い。

ズームレンズで明るいものを選ぶと、ものすごい高かったりするし、最終的な明るさで単焦点には及ばないので、安さ重視だと単焦点レンズで明るいものを選ぶことになる。

逆に昼間の外での撮影であれば、オールマイティなズームレンズ一本あれば、一定範囲だが画角も変えられるし、便利なのはそうなのだろうと思う。

今回は、

・屋内撮影
・動画特化型
・安く買う

のが狙いなので、明るい単焦点レンズが適していると思う。

■画角はレンズとセンサーサイズで変わる

35mm判換算で、50mmの画角が人の目に映る画角に近いと言われている。

どのカメラでも50mmのレンズを使えば良いわけではなく、センサーサイズによって変わるので注意が必要。

・50mmに該当する対比
中判(43.8mm×32.9mm(FUJIFILM G Format)):63mm
フルサイズ:50mm
APS-Cサイズ:33.22mm
マイクロフォーサーズ:25.01mm

■4K60Pの撮影時の容量

・スマホで撮影
・h264 4k 60p
・ビットレート:75Mbps

17秒で153MBとなる。ざっくり1秒10MBくらいか。。。

■ATOMOS NINJA Vのすごさ

ATOMOS NINJA V ¥79,200(4K 60P)

ポータブルの録画機。

・外で撮影できる
・10bit HDRで収録できる
・HDMI出力のほうが10bit出力が出来、色域が内部記録より広くなる
・カメラに外部マイク接続が無くても、こちらに接続できる
・log保存などもできる
・市販のSSDが使えるので、内部記録よりも大容量安価に記録できる(1TBSSDで、4K60Pで2時間半撮影できる。2TBなら5時間!!)
・カメラにバリアングル機能が無くても、こちらで表示できるし、モニターのキャリブレーションもできるので、より完璧な色味で確認できる。
・HDMI出力もできるので、ゲーム機とディスプレイの間に入れれば録画マシンとなる。
・ライブ配信機材ではない。出来たらこれですべて良い気がする。

すごいなぁ。

でも室内撮影メインなら、ディスプレイに状態を写せば良いのでいらないね。

■オプションパーツたち

・ライブ配信用(外付けボックス)
Blackmagic Design ATEM Mini ¥38,770(2K 60P)

・ライブ配信用(パソコン用キャプチャカード)
GV-4K60/PCIE 4万くらい(4K DCI(4096×2160) HDR非対応)
AVerMedia Live Gamer 4K GC573 3.5万(4K UHD(3840×2160) HDR対応)

・無線ワイヤレスマイク
Alvoxcon TG210 6000円くらい
(こちらは、若干ホワイトノイズが乗るので気になるなら高いのを買うべきかと)

無線マイクは、放送用に使われている、UHF無線伝送技術を使っているものなら、なんでも可。

■合計費用

ほぼ、家で撮影なら下記となる。全部買ってもX-T4を買うよりは安い。


内部記録を使わない構成なので記録カードは計上していないが、一枚くらいは買っておきたいところではある。

一枚も無いと、写真が撮れないカメラとなってしまう(笑)

上記構成には書いてないが、それなりのスペックのPCも必要になると思う。

色味を気にするなら10bit表示のできるディスプレイもほしいところ。

動画撮影機材をパソコンとかも含めて1から揃えると、50万は最低飛んでいきそうではある。。。

■感想

カメラは金が掛かるなぁ。

調べてみただけなので、買うかどうかは悩みどころ。

年末セールとかやるなら買いたいかも?

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